2019年1月14日です。
本日は晴れ、富士山が綺麗です。
当館から徒歩5分大池公園から撮影。
なんで今の格闘技ブームは昔を抜けないのか。その3
昨今の格闘技ブームがなぜ昔の格闘技ブームを超えられないのか、
勝手に推測、解説ている本日第3回目でございます。
大まかな理由はこちら↓↓↓
・そもそもテレビ自体を見る機会が減ったから
・昔の偉人(知名度がある選手、ボブ・サップなど)を今もリングにあげているから。
・選手1人1人のストーリーを感じさせる演出がないから(ミルコVS箕輪マン参考)
・サブメインと呼べる面白い選手がいないから、集まらないから(K-1須藤元気・PRIDE桜庭など)
・多分昔よりもお金がないから
・選手1人1人のストーリーを感じさせる演出がないから(ミルコVS箕輪マン参考)
これが解消されると一気にコアなファンを獲得できると思います。
「見守る」と「黄色い声援」応援にはザックリいうとこの二つがあると思います。
黄色い声援は簡単にいうと「カッコいいから応援したい、見たい。」です。
魔裟斗が正にそれでした。魔裟斗の凄いところは男性からもカッコいいと思われていたことです。
これは天性のものが必要になります。絶対的要因ですので、作り出すことは困難だと思います。
しかし「見守る」は作り出せます。
「はじめてのおつかい」という番組は皆さんご存知ですね?聞いたことはあると思います。
簡単にいうと小さい子供が保護者抜きでおつかいをします。それを撮影し、放送したものです。
あれが「見守る」を上手く形容した代表番組だと思います。
上手くいくわけない子供の初めてのおつかいを見守り、応援したいのです。
子供、かわいいですもんね??
しかし、格闘技は「子供」ではなく「おっさん」を応援してもらわなければいけません。
おっさんはかわいくありませんので、ストーリーを加えます。
今までの彼の苦労、彼の信念、彼の夢、「彼の過去に共感して応援してもらうストーリーを加えます。」
YouTubeで、『ミルコ 美濃輪』と検索すると過去の格闘技ブーム、ストーリーを感じさせる最高傑作が見れます。
数分の内容ですので是非見ていただきたいです。ちなみに私はあれを見ると何か泣きそうになります。
これを現代でも上手く放送できているのが箱根駅伝の各大学のストーリーではないでしょうか??
各大学のストーリーを放送し、注目してもらうんです。
今の選手、今の格闘技事情をストーリーにして放送すれば「見守る」応援が増えます。
ということで、今の格闘技は「黄色い声援」を追いかけてしまっていますので、
「見守る」応援を作り出す方向にシフトすべきです。
多分プロレスの成功体験を格闘技に再現しようとしているのかもしれませんが、
少し無理があると思います。
多分製作者側の方がこれを見たら、「そんなことわかってんだよ!じゃあお前がやってみろ!!」
と言われると思いますが、私はホテルマンなのです。。この言い方ずる過ぎますか??笑
格闘技が大好きで、あの活気、興奮をまた味わいたいと思うおっさんの願いだと思っていただけると幸いです。
今日も頑張ります。
三代目 渡邊大介